SK-House 点検

先日SK邸に1年点検してまいりました。

点検と言えば、住宅には特殊建築物のような定期検査義務がありません。
不特定多数の人の使用が考えられないことから所有者の自己責任といったところでしょうか。

ただこの安易な法律は今の時代には合ってないように思えます。
エコの観点から省エネ住宅やら100年住宅やら言ってますが、そんな新築前提のコンテンツを
作ったってなんの意味もありません。(中古住宅でも可能ですが・・・)
そんなの長期優良住宅を標準仕様にしてたりだとか、標準でZEH仕様です!!などと商品住宅
の宣伝に使ってるだけでスクラップビルドにより拍車をかけているだけにすぎません。

その一方で売れない中古住宅、ボロボロで行政も手の出せない空き家が増えており、減少していく人口に対して住宅が多すぎるわけです。

もっと維持管理に力を入れた法整備やメンテナンスにお金をかけることができるように、保険や投資型積立制度などを確立させて、日本の文化として歴史的に価値のある住宅を育てていくという風習になっていってほしいものです。

エコ、人口減少、空き家、和文化の継承など日本の問題点は私たち建築家による点検や管理など維持保全の仕事が意義のある価値ある仕事として定着すれば、経年変化を楽しめる豊かで瑞々しい建築が沢山
創出されると信じています。

てなわけで地道に点検頑張ります。

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地盤沈下など損傷確認:問題なし:建物は地盤補強しているので自沈の心配はさほどないが、
建物周辺地盤は沈下することもありますので要確認です

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基礎のクラック、損傷の有無を確認:問題なし
建物にとって大事な構造なのでチェック、これも地盤の影響を受けやすいため要確認

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コーキング損傷の有無:問題なし
雨漏りの弱点になりやすい箇所なので点検項目です。

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外壁への設置機器、取付金物の損傷や、外れてないか確認します。:問題なし
落下して怪我に繋がることもあるので、点検します。

その他にも外壁、屋根の劣化状況
内部建具の動作チェックや天井裏の配管のチェックなど目視で行います。

折れ戸サッシがレールに擦っていたので、その調整と、トイレ床のクッションフロアが一部浮いて
いたので、メンテナンスを行いました。